今週はMonotaROの株価が大幅高となりました。先月の株価が連日で上昇を続けていたとき、私はこのブログに1,900円台が妥当な株価でまだ上昇余地があると書きました。その直後から株価の上昇は止まり、少し値を下げて推移していました。しかし、10日に開示された月次業績をうけて、株価は1,900円台をすっ飛ばし、2,000円台まで上昇しました。
- MonotaROはまだ成長鈍化していない
- 3月の月次業績で増収率が上向いた
- 株価2,000円は適正である
今週はMonotaROの株価が大幅高となりました。先月の株価が連日で上昇を続けていたとき、私はこのブログに1,900円台が妥当な株価でまだ上昇余地があると書きました。その直後から株価の上昇は止まり、少し値を下げて推移していました。しかし、10日に開示された月次業績をうけて、株価は1,900円台をすっ飛ばし、2,000円台まで上昇しました。
株式投資の対象をふるい分けするのに、PERや配当利回りといった株価と関係のある指標ではなく、成長率や利益率といった業績と関係のある指標を、私は使っています。成長率の場合は10年での成長を年平均で評価します。
成長率の数値は合格だったとしても、期間内における業績上昇のパターンはいろいろあります。理想は毎年同じ割合で成長するパターンですが、そんな会社はほとんどありません。どのぐらい理想の成長パターンに近いのか、その判断を今までは、なんとなく感覚的に行なっていました。しかし、山本潤『統計学を使って永続的に成長する優良企業を探す クオリティ・グロース投資入門』(パンローリング)で解説されている手法を使うことにより、数字で比較することができるようになりました。