『クオリティ・グロース投資入門』を読んで売上高成長率によるスクリーニングが効率化しました

株式投資の対象をふるい分けするのに、PERや配当利回りといった株価と関係のある指標ではなく、成長率や利益率といった業績と関係のある指標を、私は使っています。成長率の場合は10年での成長を年平均で評価します。

成長率の数値は合格だったとしても、期間内における業績上昇のパターンはいろいろあります。理想は毎年同じ割合で成長するパターンですが、そんな会社はほとんどありません。どのぐらい理想の成長パターンに近いのか、その判断を今までは、なんとなく感覚的に行なっていました。しかし、山本潤『統計学を使って永続的に成長する優良企業を探す クオリティ・グロース投資入門』(パンローリング)で解説されている手法を使うことにより、数字で比較することができるようになりました。

  • グロースリターンを使うことで、着実に成長している銘柄を選び出せる
    • グロースリターンは売上高変化率の期待値
    • グロースリターンがゼロより大きければ合格
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